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エンジンオイルは劣化します!定期的な交換が必要です。

 エンジンは金属で造られています。

エンジンは金属でできていまます。また、金属の部分同士が激しく高温で動いている為、金属同士の動きを円滑にすること、温度を下げる目的でエンジンオイルが摩擦と熱からエンジン内部を守っています。
いわば血液になります。


エンジンオイルはエンジンのダメージを替りに受けていることになります。
高速で激しく動く摩擦と熱をエンジンオイルが吸収しているといって間違いではありません。

実際、エンジン内部の摩擦によって出る不純物や金属粉をエンジンが吸収しています。
従って、エンジンオイルは非常に過酷な状況で働いているため、走行するごとに劣化が進んでいくのです。

 エンジンオイルが劣化するとどんな症状、不具合が出るのか?

 ① 車のパワーの低下、燃費の悪化

エンジンは正常な性能を発揮することが難しくなり、パワーの低下や燃費の悪化を引き起こします。
少しくらいのパワー低下、燃費の悪化では、普段の車の運転ではなかなか気づきにくいものです。

体感できる程のパワー低下、明らかな燃費の悪化に気付いたときには、もう時すでに遅しで高い修理費の覚悟を決めなければならないでしょう。

 ② エンジン内部の部品の摩耗、損傷

オイルの劣化に影響を与えやすいエンジン内部の部品に「ピストンリング」と吸排気バルブにある「シール」というものがあります。
最近ではタイミングベルトではなくタイミングチェーンでエンジン内部を動かしている為、タイミングチェーンが伸びてしまい異音が出ているケースが多くなっています。

これらは、エンジンオイル交換を定期的に行っていれば摩耗することがありません。
摩耗や損傷によって、ピストンリングやシールの交換となると、エンジンを車から下ろして分解修理となります。
そうなると修理費がとても高くつきます。

 ③ エンジンの焼き付き

最悪の場合、エンジンが焼き付いてしまうことがあります。
オイルの劣化が激しいときはたいていオイルの量も減っています。
エンジンを冷やすのはラジエーターだけではありません。
オイルもラジエーターと同等、場所によってはそれ以上にエンジン冷却の役割を持っています。

エンジンが焼き付いてしまうと、修理では治らないことがほとんどです。
エンジンを載せ替える必要が出てきます。
交換費用を考えると車の年式や走行距離によっては、廃車して中古車に買い換えた方が安く済むケースも多々あります。

 定期的なエンジンオイル交換の時期の目安は?

車種やエンジンの特性、使用状況などさまざまな要素でオイルの交換時期は異なってきます。
ガソリンスタンドでは、3,000キロ走行でディーラーでは、5,000キロ走行時か半年使用毎にいっていることが多いようです。
この周期は短いように感じますが、故障率を最低限に近づけるための一つの目安となります。
高いオイルを買うより、その分安いオイルを買って交換頻度を挙げる方が良いともされています。

しかし、車種によって専用オイルを使用しないいけなかったり、専用オイルよりも少し硬めのオイルを入れた方が良かったりしますので、自分の車のオイル交換の適正な時期は、ディーラーや整備工場などの自動車整備士に相談するのが一番です。

 エンジンオイルの種類とは?

エンジンオイルには

・規格等級
・粘度   の2つの組み合わせられた種類があります。

規格等級は簡単にいえば、エンジンオイルそのものの性能になります。
高性能エンジンには高性能なオイルが必要となります。

粘度とは、エンジンオイルがどの気温で使用可能かどうかを示すものです。
オイルも温度が低いとバターのように固まってしまいます。

また、ガソリン用かディ-ゼル用かの種類があります。
ただ、両方に対応するものが多く販売されています。

 エンジンオイルの規格とは

エンジンオイルの品質に関する規格には、「API規格」と「ILSAC規格」の2つあり、それぞれ頭文字に続くアルファベットと共にグレードを表していて、右のアルファベットが進むほど性能が高くなります。
SAで始まり、現在最高規格はSNクラスです
API規格
・米国石油協会(API)
・SAE(アメリカ自動車技術者協会)
・アメリカ材料試験協会(ASTM)
などが定めた規格です。

ILSAC規格
日米の自動車工業会(ILSAC)が制定したものです

 エンジンは年々性能が向上していきます。

これはエンジンに高い負荷に耐えられるようになったことでもあります。
高回転、高出力なエンジンは、燃料やエンジンオイルそのものからなどから不純物(デポジット、スラッジ)が発生します。
エンジンオイルは、エンジンを守る役割があります。
エンジンそのものが痛む替りにオイルが傷むということになるため、エンジンオイルには耐久性が求められます。
エンジンオイルを規格化することにより、どの程度の負荷に耐えられるのかなどを明確にすることができます。
デポジット

エンジン内部に溜まる堆積物

スラッジ
カーボンやエンジンオイル中の灰分が蒸し焼き状態になり固着して形成されるもの

 エンジンオイルの粘度とは?

重要なポイントとなるのがオイルの性状を表す粘度で、広く普及している「SAE(アメリカ自動車技術者協会)粘度番号」で判断します。
数字が小さいほど水のようにサラサラとしていて、数字が大きくなるほど粘りけを増します。
これはほとんどの場合、季節によって使い分けの必要のないマルチグレードタイプと言って、5W-30、10W-40などと2つの数字の組み合わせによって表示されます。
最近では低燃費用で、0W-20を使用する場合が多くなってきています。

使用可能な温度の範囲が狭く、季節により使い分けが必要なオイルをシングルグレード。
SAE20、SAE30、SAE40などと表示されます。

W(W=冬)の左側の数値は寒い冬など低温時の粘度、右側は高温時の粘度を示しています。

日本では、北海道や東北地方などの寒冷地で使用する場合は、5W-30などの低温側粘度の低いエンジンオイルを使用し、気温の高い九州南部や沖縄地方では、10W-40や10W-50などの高温側粘度の高いエンジンオイルの使用が推奨されます。

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